"Robbie Dupree" (1980 Elektra Records USA)

時は1980年、私は大学4年だったでしょうか、ある日FENから、"Steal Away"が
流れて来て、何じゃこりゃ、Robbie Dupree?
Cisco を皮きりに(当時、Tower Recordsはまだ東京に店舗無し)、ありとあらゆる
輸入盤レコード店を探しまくるも、「まだsingleだけなんで、ないですね」との答え。
丁度、数ヶ月前 Dan Fogelberg の "Same Old Lang Syne"(後に "Innocent Age" 収録)
の時も同様でしたが、取りあえず single 出して反応見て、良ければalbum出そう的なことが
頻繁に起こる時期でもありました。
確か渋谷のciscoだったと思いますが、このalbum見つけた時は本当に嬉しかった。
これでやっと聴ける!、って感じでしたから。
今なら、itunesでも、mp3 downloadでも、何でもありますが、当時はレコードが無い
ことにはどうしようもなかったですから。
1st single "Steal Away" は前年にGrammy (Record Of The Year) を獲得した
Doobie Bros. "What A Fool Believes" のパクりと随分言われましたが、イントロの
感じが似ているだけで、パクりじゃないですね、少なくとも私はこっちの方が好きです。
Doobie はそれはそれで大好きですが。
全くのNew Comerが、大したBack-Up Musician も無く、自分のチームで曲書いて
自分達で演奏して&歌って作った割には、全く無駄な曲もなく、勢いを感じる1枚でした。
US盤vinyl →UK盤CD (US盤CDが長らく未発だったため)
→US盤CD (Wounded Bird label からやっと再発)、と3回、買い直しました。
これは、2作目の "Street Corner Heroes" についても、全く一緒です。
* "Steal Away" (Hot100 #6, AC#5)
"Hot Rod Hearts" (Hot100 #15, AC#24)
"Street Corner Heroes" (1981 Elektra Records USA)

前作の勢いを駆って、楽曲はどれも優れていたと思いますが、Sales的には不振。
結局、us の major label に残した作品としてはこれが最後になりました。
* "Brooklyn Girls" (Hot100 #54)
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